長期修繕計画の作り方 |
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長期修繕計画の作り方には大別して二種類の方法があります。 一つは、財)マンション管理センターなどが行なっている「モデル比準法」と呼ばれる方法で、建物の面積や構造、設備などを元に、あらかじめ算出されたモデル建物の数値(周期や金額)を対象の建物に当てはめる方法です。 提出書類に多少手間がかかることと概算しか把握できないデメリットはありますが、安価であることが特長です。 もう一つは、社)高層住宅管理業協会などが行なっている「積み上げ法」があります。 この方法は、図面、仕様書、現地調査を経て、対象建物の現状を専門家が把握したうえで、実際に修繕が必要と思われる部位・設備ごとに、その修繕項目、実施時期、予算を細かく設定し、一項目ずつ積み上げていきます。*SRACS LCP-Mは積み上げ法を採用しています。 対象建物ごとに専門家が調査する為、期間と費用のかかることがデメリットですが、現実に近い予算と実施時期が明示され、実効性の高い長期修繕計画が特長です。 ほかに、施工会社やメーカーなどが無償で行なうこともあります。しかし、この場合はその後の工事発注が前提になっていたり、部分計画であったり、オーバースペック(まだ使用可能なものまで含める等)であったりなどの注意が必要です。 いずれの方法にしても、文書として「長期修繕計画」が提示されますが、その後の計画訂正や実績管理は紙面で行なうことになります。 |
長期修繕計画の作成(有料) |
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弊社では、一級建築士・設備士など専門家による建物診断調査を行い、SRACS LCP-Mに積み上げ法でデータを登録のうえ、ソフトウェアを納品することが出来ます。(*1) また、保守契約をしていただくことにより、定期的に建物を観察し、登録データ監査や修繕計画の見直しを提言します。 長期修繕計画を作る専門家がいないためにSRACS LCP-Mの導入を躊躇されている方。 長期修繕計画の作成を外部に委託することをご検討の方。 自主管理を推進されている管理組合様。 SRACS LCP-Mを導入して、今後の省力化のためにモデル台帳を作りたい方。(*2) は、是非、一度ご相談ください。 SRACS LCP-Mにより作られた長期修繕計画は、修繕履歴とリンクして実績の消し込みは勿論、見直しも、その後の修繕積立金シミュレーションも簡単に行なえるとともに、その他のマンション管理機能も存分ご利用いただけます。 *1 建物診断調査は、対象建物の所在地が首都圏のみに限定させていただいております。 また、超高層マンション(15階建て以上) 首都圏以外の場合でも、図面・仕様書・工事予算書から長期修繕計画を作り、データ登録のうえ ソフトウェアを納品できます。 *2 SRACS LCP‐Mの台帳コピー機能を利用して、モデル台帳を元にあらたな建物の長期修繕計画に転用し、 部分修正のうえ、あらたな長期修繕計画を作ることができます。 |
その他の付帯サービス(有料) |
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■ 建築基準法12条に基づく、特殊建築物定期調査報告・建築設備検査報告 東京都では、1,000u以上で、かつ5階建て以上のマンションは、3年ごとに定期報告義務が課せられています。 ■ 建物図面の電子化 建物竣工図面など紙の図面をお預かりし、スキャンニングの上、CD-ROMなどの電子媒体に移して納品いたします。 ■ 保守契約 ソフトウェア保守契約と長期修繕保守契約の2種類を用意しています。 ソフトウェア保守契約は、保証期間経過後の操作方法や構成変更などの問合せに対応します。 長期修繕保守契約は、弊社にて長期修繕計画の作成済みシステムを導入されたお客様向けのサービスです。所属建築士などの専門家による定期的な建物簡易診断を年1回行い、修繕計画の実施時期の判定や計画の見直し、修繕履歴の登録状況を監査します。勿論、ソフトウェア保守も含まれます。 さらに、特殊建築物定期報告・建築設備検査報告は保守契約特価で受託します。 ■ 損害保険代理店 |